キャンプ初心者にありがちなキャンプでの失敗体験を紹介

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キャンプは、初心者に限らず上級者になっても失敗することはあります。一回失敗すると大概のことは2回目は回避できるものです。しかし、パンを焦がしてしまうなどの小さな失敗はうっかり繰り返してしまうこともあります。しかし、キャンプって失敗せずにスムーズに事が進むと意外とつまらないものです。いろいろな経験を楽しむのもキャンプの醍醐味ではないでしょうか。しかし、大きな事故につながるような失敗は、周囲にも迷惑がかかりますし、最悪の場合は命にかかわることもあるので注意が必要です。

それでは、キャンプ初心者にありがちなキャンプでの失敗体験を紹介していきます。

準備段階でのよくある失敗

キャンプの準備段階でのよくある失敗は忘れ物です。テントやテーブルやチェアなどといったキャンプ定番の大物を忘れることはほとんどありません。どんな忘れ物が多いかというとキャンプに直接かかわらないものや細かい物になります。

それでは、キャンプに直接かかわらないものから紹介します。

それは、傘・レインコート・上着・懐中電灯・予備の電池など。キャンプ場の天気は変わりやすいので、雨予報でなくても雨具の準備が必要です。トイレに行きたいときに突然の雨なんてことはよくあります。傘はトイレなどに行くときに、レインコートはキャンプの準備や後片付けのときに必要ですので、どちらか一方ではなく両方準備するようにしましょう。あと、懐中電灯がないとキャンプ場の夜は真っ暗です。夜中にトイレに行くときに必要になるので、予備の電池も含めて必要です。また、キャンプ場の夜は冷え込みます。場所によっては、真夏でもひんやりすることがあります。季節に関係なく、上着の準備は忘れないようにしましょう。

次に、細かい物を紹介します。

それは、調味料・竹串・ざる・料理用ボール・クキングツール各種・鍋・メインでない食材(野菜・米など)・ガスボンベ・バーベキュートング・食器用洗剤・スポンジなどです。実際に私が忘れて困ったことがあるもは、塩・川魚に使う竹串・野菜・ざる・鍋・食器用洗剤ですね。これらは、キャンプ場に売店がある場合は購入したりレンタルもできますが、調味料はびっくりするぐらい高かったです。

忘れ物を無くす方法としては、持ち物チェックリストをスマホのアプリで作っておくことです。しかし、チェックリストを作る段階でリストから漏れてしまうこともよくあります。だから、必要なものを思い出したときにスマホに都度、入力していくのが最善の方法です。

車への荷物の積み込みがうまくいかない

車への荷物の積み込みは、ものすごく難しいです。単に積めばいいのではと考えていたら全部入らないなんてことはよくあります。ゲームのテトリスのように、すき間なく上手に積み込む必要があります。そのためには、小~中ぐらいの大きさの荷物はバラバラに積んでいくのではなく、コンテナボックスにまとめることをおすすめします。そして、コンテナボックスはハードタイプよりもソフトタイプが良いでしょう。

その理由は、ハードタイプは容量ぴったりしか収納できませんが、ソフトタイプは無理やり押し込めば容量以上の収納ができます。また、車のトランクスペースに積み込むときにソフトタイプであれば、ムギュッと押し込むことができますが、ハードタイプはそうはいかないので、積み込みに時間がかかることがあります。

テントが設営できない

初めてテントを建てる場合、ほとんどがスムーズにいきません。お家が広かったら予行演習することをおすすめしますが、2ルームテントなど大きなテントは恐らく無理でしょう。1人用の小さなテントなら出来るかと思いきや、キャンプ場では小さく感じてもお家ではかなり大きく感じるものです。

テントの設営は、ぶっつけ本番の場合は必ずと言っていいほど苦戦します。私の場合だと到着が遅れてしまい夕方からの設営になり、真っ暗になって大変な目にあった苦い経験があります。他のキャンパーさんのケースだと夫婦で喧嘩になっていたり、小さなお子さんに八つ当たりしていたり、準備していたテントをあきらめてレンタルに切り替えてスタッフに設営してもらっているのを目撃しました。

こうなってしまうと楽しいはずのキャンプは台無しですので、キャンプ前に広い公園や河川敷などで、試し張りをして練習しておくことをおすすめします。どうしても無理な場合は、説明書よりもYouTubeなで似たようなテントの動画を見ておくとよいでしょう。

ガスボンベの保管場所に注意

初めてのキャンプであっても、ガスコンロやガスバーナーを使う方は多いと思います。その時に必要になるのがガスボンベです。ガスボンベは、取り扱いを注意しないと爆発することは、最近ニュースでもよく見かけますよね。

よくあるケースが、ガスボンベをストーブの近くに放置、ガスコンロの五徳よりも大きな鍋を使用、夏の炎天下に車の中に置きっぱなしなどです。

私は、実際にガスボンベを爆発させているキャンパーさんを目撃したことがあります。私自身、爆発まではいきませんでしたが、持てないぐらいにガスボンベが熱くなっていた経験があります。今、思い出しただけでもゾッとします。

ガスボンベをキャンプに持って行くときは、細心の注意を払うように気をつけましょう。

まとめ

キャンプでの失敗は、仕方ないで済むことから大惨事になることまでいろいろです。特に、火を扱う場合は大惨事となり周囲への迷惑にもなるので要注意です。

だからといって、キャンプは怖いからやめておこうと思うことはありません。細心の注意を払うことで回避することは簡単です。

あとは、笑って済ませられる失敗は、話のネタにしたりして楽しむぐらいになると、よりキャンプが楽しくなるはずです。